Heathen / The Evolution of Chaos

ヒーゼン / ザ・エヴォリューション・オブ・ケイオス

Heathen(The Evolution of Chaos)

お花見シーズンですね。
Track List
01.Intro
02.Dying Season
03.Control By Chaos
04.No Stone Unturned
05.Arrows Of Agony
06.Fade Away
07.A Hero's Welcome
08.Undone
09.Bloodkult
10.Red Tears Of Disgrace
11.Silent Nothingness

現エクソダスのギタリスト、リー・アルタス率いるアメリカのスラッシュメタルバンドの18年振りの3rdアルバム。

92年に解散したものの、2001年に再結成。再結成後もメンバーチェンジは頻繁に行われていましたが、本作発表時、ベーシストにはLAAZ ROCKITのジョン・トーレス(2011年死去)、セカンドギタリストにPROTOTYPEなるバンドのクラーゲン・ラムに変わっており、他は不変です。(ドラマーは2ndアルバム時のダーレン・ミンターです。)

音の方は従来の路線から全くブレず、ザクザクと刻むリフで疾走するドラマティックなスラッシュメタルチューンが満載です。本作は歌メロはかなり気を使ったそうで、今までのアルバムよりは若干ですがキャッチーな要素が増えたというか、妙な歌メロが減りました。

曲の方はアラビックなイントロダクションに続いてバンドサウンドがガツンと展開される2・Dying Seasonからいきなりメロディックなリフで疾走します。

勇壮なメロディーがギターによって紡がれてからのスラッシュリフが往年のヒーゼンを感じさせる3・Control By Chaosはエクソダスのギタリスト、ゲイリー・ホルトが新加入のギタリストであるクラーゲン・ラムとソロバトルを展開します。

2nd収録のHeathen's Songの現代版を作りたかったのか、やたらと大作な4・No Stone Unturnedは様々な紆余曲折あり~ので最終的にはアップテンポ系に様変わりするドラマティックな1曲ですが流石にダレます…。この後にもミッドテンポから始まりアイアンメイデン的にテンポアップする似たような構成で小型化したような10・Red Tears Of Disgraceがあるので余計にそう感じてしまいました。

中盤5・Arrows Of Agony、6・Fade Away、8・Undoneはヒーゼンらしいどれも5分オーバーのパワーメタル寄りのスラッシュチューンが続きます。

7・A Hero's Welcomeは彼らにしては新機軸で、メランコリックなメロディーラインを時にクリーントーンで、時にディストーションサウンドのツインギターでハモったり…執拗に繰り出すマノウォー的3連ミッドテンポチューン。

9・Bloodkultは今作一番の爆走スラッシュチューン。なんと意外にもベーシストのジョン・トーレスが作曲。

11・Silent Nothingnessはリー・アルタス作曲のこれまた歌メロやリフから往年(2nd時)の雰囲気が甦るアップテンポの「らしい」一曲。


大作主義のツインギターのメロディーがふんだんに盛り込まれた音楽性は変わっていないのですが、ヒーゼンのリーダーであり創始者のリーのギターソロが少々減っちゃっていますかな。

代わりに新加入のクラーゲンが一人でソロを執る曲も数曲あり、音源は残してませんが元メンバーのギタリスト、テリー・ローダーデイルも本作で2曲ほど客演しています。

やはりギタープレイが光るのはリーとクラーゲンで、両者ソロ時もクリアなピッキングと安定したリズム感で、昔のスラッシュメタル系ギタリストにありがちなバッキングは完璧なのに、ソロになると途端にヨレヨレになるということがありません。

2ndアルバム時のヒーゼンが好きな人なら間違いなく気にいるであろう一枚です。

因みにこのバンド、現在までに在籍していた元ベーシストが3人も亡くなってます…ちょっと怖いよね…

★Dying Season★


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